近所へのご挨拶は引越し日前後に!

向こう三軒両隣という言葉がありますが、昔の日本では、道を挟んで正面とその両隣と自宅の両隣の引越し先には必ず挨拶に行くことが常でした。
近隣への挨拶だけでなく町内会長や自治会長などにも挨拶をする習慣がありました。
しかしここ数十年で、核家族が増えたことや治安などの面などからまったく挨拶をしない人も少しずつ増えています。
女性の一人暮らしで個人情報や防犯面などの観点から挨拶をしにいかない場合やわずらわしい人付き合いをしたくない人、人にお世話をされるのが苦手な人など、個人個人のさまざまな生き方の選択肢が増えた分、人付き合いの方法も住民の意識も変わってきました。
ですが生活をしていれば、ゴミは出ますし、ゴミの掃除当番やお隣さんは回覧板などで必ずお世話になるので挨拶しておいたほうが賢明です。
どんな人が近隣に住んでいるのかは知っておいたほうが気持ちよく暮らすことができるからです。
新居では近隣にどんな人が住んでいるか全くわからないので、不審者がいても分かりにくいからです。
また引越しをしたばかりの住民は、泥棒にも分かりやすく、防犯などの対策もまだ終えてない人が多いので、空き巣被害などにも狙われやすくなります。
近隣への挨拶まわりを済ませておけば、いざというときに協力してもらえそうな人やお付き合いできそうな人も分かり、地域情報も把握しやすいので、基本的にはあいさつまわりをするようにしましょう。

どこに挨拶にいけばいいの?

挨拶に行く場合、一戸建てと集合住宅の違いは、マンションなどの重合住宅の場合は、上下階にも行くことでしょうか。
これはアパートでもコーポでも上下階のある場合は必ず行くようにしましょう。
どんなに防音設備が整っていたとしても、暮らしていればどんなことでお世話になるか分かりません。
地震や火災などの災害で、全員で避難する場合もありますし、予測がつかない思わぬ状況になることは人生においてはあるものです。
ベランダがある場合は洗濯物が飛んでいく場合もありますし、ペットが迷いこむ場合もあるかもしれません。
自分は気を付けていても、音で迷惑がかかることは避けられないことかもしれません。
ですので音が響く上下階、両隣は最低限行くようにしておけば安心です。
また小さい子どもがいる場合などは、声が響くかもしれない旨をあらかじめお伝えして、配慮し気を付けるけれども、一応ご理解くださいというお願いしておいたほうがお互い気持ちよく住めると思います。
また町内会長や管理人さんにも挨拶をして、ゴミ収集場所や地域の住民としての注意点などを聞いておけば安心です。

挨拶のタイミングは?

挨拶をするタイミングは、引越し日の荷物の積み下ろしをしているときや終えた後などに、してしまいましょう。
引越日には、大きなトラックが道を占領する場合がほとんどですので、近隣には迷惑をかけています。
また集合住宅などの場合は、引越作業員やさまざまな人が出入りすることを快く思わない人がいる場合もありますし、病人などがいれば、少しの音でも睡眠を妨害してしまうものです。
引越しはお互いさまでもありますが、人に迷惑をかけていることには変わりありませんので、引越し当日か、もしくはその前後に挨拶に行くようにしましょう。
挨拶の際は、引越しでご迷惑をおかけしますということや、いつから生活を始めるということなどをお伝えしましょう。
挨拶時に先方が不在の場合は、再度訪問をするようにします。顔を見て挨拶することが大切ですので、ドアノブなどに粗品をかけておくなどは避けましょう。

挨拶の手土産は?

新居で挨拶をする場合、やはり手土産を持っていく方がスムーズです。
引越でお騒がせをしますという意味のほかに、これからよろしくおねがいしますという挨拶もありますので、先方が負担にならない程度の手土産を持参しましょう。
手土産の品は、個人的なおススメは、タオルですが、ほかに、お菓子や洗剤、入浴剤、転居前に住んでいた地域の名産品などもよく使用されています。
お菓子などの食べ物は好き嫌いがあり、人によって好みが分かれてしまいますし、洗剤も合成洗剤は使わない人やそれぞれにこだわりのある場合もありますので、タオルがおススメです。
タオルですと予算に応じて、品質も選べますし、余ってしまったら自分でも使えます。
高級タオルを一つでもいいですし、普段使いの2組3組セットなどでもいいかもしれません。
タオルは消耗品でもありますし、好みなどもさほど気にならないうえに、もしこだわりのタオルを使用しているという人でも、雑巾にはしてもらえるなど使用用途はいろいろ選べます。タオルは一押しです!

いざ引越しをして生活が始まると、荷物の荷ほどきに追われてなかなか近隣住民や地域の雰囲気はしばらくつかめにくいのが原状です。
引越し前にできるだけ準備をして、新居の部屋の確認をしながら近隣のマナーやお隣さんの名前などをチェックしつつ、あいさつまわりの品物選びなどをおこなっておきましょう。準備をしておけば、引越し日前後には心の準備もでき、気持ちよく引越しの挨拶をしにいくことができると思います。